ここ数日の雪は、出遅れて慌てて降り出したような雪です。
一度溶けて街中ではおおかた道が見えていたというのに、
今は除雪車が通った後に、また背の高い壁ができて、
曲がり道は気をつけて歩かなければならないほど。
さて、再び前のブログからのお話を掲載します。
「人形や珈琲店全10話」です
一度溶けて街中ではおおかた道が見えていたというのに、
今は除雪車が通った後に、また背の高い壁ができて、
曲がり道は気をつけて歩かなければならないほど。
さて、再び前のブログからのお話を掲載します。
「人形や珈琲店全10話」です
2017年7月の掲載記事より/////////
この「人形や珈琲店」と、
前に掲載した「すみれさんと雨」は
同じ時期に書いたものです。
どちらも最初は「雨のいと」という題名でした。
以前道外に住んでいた時、梅雨時期の
窓にあたる雨が、細く長い
糸のようだなと思っていました。
その頃近所に洋服の仕立屋さんがあって、
時々カラフルなベストをきた
男の人をみかけました。
たぶん、その店の店主だと思うのですが
「この人、なにかファンタジー系の
児童書にでてなかったかしら」
と思えるくらい
印象深い個性的なキャラクターでした。
二つのお話にでてくる
男の人はその店主が
イメージモデルになっています。
(本物はもう少しご年配の方でしたが……)