ポロロン〜
ふーちゃんのほっぺたを、
ひんやりした風がするりととおり、
あたりにふしぎな音がひびきました。
ポロロン、ピン、ポロロン〜
「なんだろ?」
足元をみると、
ぽさぽさとはえた細い草に
何かが引っかかっているようです。
草をかき分けてみると、
一枚の紙切れがありました。
さっきまで降っていた雨と草の露で、
よれよれになっています。
〜つづく
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画像データが残っていないので、
文字を貼り付けてプリントしたものを
スキャンしています。お話の長さと展開が
変わっていますので、絵の中の文字はスルーして
見ていただきますようお願いします。
(2024年10月)