その日の夜も流れ星を一つ見て、
とてもいい気分で巣穴にもどりました。
でもしばらくすると、
外から石ころみたいな何かが
ころころところがってきて。
それがいやにトゲトゲ、ゴツゴツしていてね。
それがいやにトゲトゲ、ゴツゴツしていてね。
最初はハリネズミと間違えた程でした。
わたしが
「ずいぶんとがたぼこしているなあ」
わたしが
「ずいぶんとがたぼこしているなあ」
って言ったら、その石ころは
「ぼく、まだ一人前の星じゃないんだ」
なんて言うんですよ。
なんと星のこどもだったんです。
ほら、あの夜空にピカピカしているお星様のですよ。
〜つづく
〜つづく